新経営体制および新執行体制につきましてのご挨拶

ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

拝啓

さて、弊社では創業30年を迎える「2022年へのアクションプログラム」達成にむけ、さらなるイノベーションを行うため、
別紙のとおり2015年10月付けにて新執行部体制および、2015年11月付けにて新経営体制に再構築いたしました。

特に新執行部体制について特筆すべきことは、従来取締役が執行役員を兼任しておりましたが、新執行部体制におきましては取締役以外の役職社員からの執行役員選任をおこなっております。執行部はOKUTAの重要な意思決定機関でございますが、偏狭な意思決定を回避すべく社員からの役員選任という異例の体制を構築し、このたび常席と非常席執行役員というのをつくりました。
常席とは奥田の造語ですが、常に出席するのが常席執行役員であり、必要に応じて出席を求めるのが非常席執行役員です。
常席執行役員には執行部会議における議決権がありますが、非常席執行役員には発言権は有しますが議決権を有しません。

従来の執行部体制では取締役が執行役員を兼任していたため、企業の意思決定や指揮命令を円滑に進めるための役職序列が執行部体制と同体制でしたが、新執行役員は役職序列同様の権威を有するものではありません。
新経営体制が役職序列の縦軸ならば、新執行部体制は横軸の役割と考え、この新体制が功を奏すれば今後はさらに一般社員や分社化など社外からの選任をすすめていきたいと考えております。

企業経営は実績とキャリアを有する人格者が知性主義で経営を行うべきですが、企業運営は誠実な社員による民主主義で行われるべきであるというのが奥田の経営哲学です。

この新しい陣容をもちましてOKUTAfamily発展に精進いたす所存でございますので、今後とも一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます。

敬具

2015年10月30日
OKUTAfamily 取締役会会長
(株)OKUTA 代表取締役会長
Creator&C.E.O 奥田イサム

序列と役割イメージ図

soshikizu