石油は植物の化石…は間違いだった!?

近年注目の石油無機起源説というのがあるのはご存知か。
「有機由来説」も間違いとは言えないし、「無機由来説」も間違っているとは言い難い根拠を持っているようですが、
奥田は無機由来説を信じている。

ただしほとんど人が、石油は化石から出来たと小学校から洗脳されているので、この説を口に出すと変人あつかいされる。
さらにピークオイル説をここにもってくると、とても厄介で矛盾した話になるのだが、
これは石油の需要と供給のバランスにおいて需要の方が極めて高いことが問題だと考えている。

さらにさらに地球温暖化は人為的CO2が原因ではなく、温暖化するとCO2が増えると言う話も
これまた変人あつかいされるのだが、温暖化がCO2が原因ではないからといって石油資源を無尽蔵に使えばいいとは思わない。
奥田がエネルギー抑制の時代と唱えるのはエネルギー自給率4%~6%程度の1億2000万人を有する日本であるということと、
地球は生き物だと考えているからだ。
地球が生き物だとするならば石油を吸い上げる人類はヒルのような存在なのだと思う。これは奥田のトンデモ説である。

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ネットからひもときます。
そもそも、この石油有機由来説は本当なのでしょうか?

近年、注目をされているのが有機由来説とは真逆の無機由来説です。
この説は「地球の深部に元々ある炭素元素と水素元素が染み出し、湧き上がってくるものである。」という説で、
地球上どこでも徹底して深く掘れば必ずや石油が見つかし、特に大陸のプレートの境目が比較的浅いところで見つかる、
というものです。つまり、石油・天然ガス・石炭の由来は、太古の生物の死骸(有機起源説)ではないという事です。
(※もし、この説が本当であれば、日本列島はプレート境界にあり実は適地ということになります)

そもそも、石油“無機”由来説は、旧東側諸国では従来から定説とされていた学説でしたが、
旧西側諸国では、定説とされてきた石油“有機”由来説に真っ向から反対するものであったため、長く顧みられることがなく、
その後トーマス・ゴールドが取り上げたことで、西側諸国でも脚光を浴びることとなりました。

天文物理学者であるゴールドの説く石油無機由来説は、
・惑星が誕生する際には必ず大量の炭化水素が含まれる。
・炭化水素は地球の内核で放射線の作用により発生する。
・この炭化水素が惑星内部の高圧・高熱を受けて変質することで石油が生まれる。
・炭化水素は岩石よりも軽いので地上を目指して浮上してくる。
というものである。

無機成因論の根拠としては
・石油の分布が生物の分布と明らかに異なる(生物化石がない火山由来の岩石の中から原油が見つかっている)。
・化石燃料では考えられないほどの超深度(5,000m以上)から原油がみつかっている。
・石油の組成が多くの地域でおおむね同一である。
・ヘリウム、ウラン、水銀、ガリウム、ゲルマニウムなど、生物起源では説明できない成分が含まれている。
などが挙げられる。

その他に
◆石油、石炭、天然ガスは化石燃料ではない
◆石油は植物の化石…は間違いだった?近年注目の石油無機起源説