断熱不備による結露はカビを発生させアトピーや喘息などとの因果関係はとても深い。
また、ビニールクロスは経年劣化や結露などにより所々剥がれ落ち粉状になって室内を飛散する。それを人が吸い込むわけだ。
ビニルクロスに含まれる塩化ビニルモノマーは、極めて高い発がん性が指摘されている。 国際癌研究機関 ( I A R C ) による発がん性の分類によるとアスベストと同等とされていて、その標的は肝臓とも言われる。
珪藻土などの塗り壁はアルカリ性なのでカビが発生を抑える。この問題を無視してか今だビニルクロスが多用されてしまっているのは単にコストが安いからだ。
OKUTA LOHAS studioではビニルクロスは使用しないが、Handymanの住宅修理でビニルクロスを使用する場合、発がん性のリスクなどインフォームドコンセント的承諾を得ることを厳守している。
木造ならば結露に極めて強い”セルロース断熱材×珪藻土が最強”だと豪語したい。OKUTAではこの最強の組み合わせを普及すべく、自社でセルロースプラントにより古新聞を細断し材料原価を抑えている。また、セルロースと珪藻土など塗り壁とも自社施工することでこの施工コストもできる限り抑えるようにしている。
ビニルクロスの発がん性など建築業界でも無知な人がいるぐらいだから、お客様が知らないのも無理はない。
3人に1人がガンになるというこの時代、ガンとの因果関係のあるものはできる限り排除しておきたいのものです。